ホーム留学奮闘記|2004年2月


2004年2月3日(火)―――


 今週は地獄です。

なんか毎週地獄ですが、今週は結構辛いです。

先日の日曜日と昨日の月曜日にも色々なことがあったのですが、それについて書く時間がないぐらいです。

今週の金曜日にGeographyのテスト。
来週の月曜日にPolitical Scienceのテスト。
来週の火曜日にEconomicsのテスト。
今週の木曜日までにPolitical Scienceのオンラインクイズ。
明日までにLaw Enforcementのクラスのためにブリーフケースを書く。
リーディング沢山。



ぶはははははははひゃひゃひゃひゃひゃひゃはy ←心身共に崩壊



2004年2月4日(水)―――


 あ〜恋してぇ〜 ←昨日から引き続き崩壊中



 9時から12時まで仮眠を取って、これから勉強しようという時についついパソコンに触ってしまい、どうせなら日記書こうと思いこうして書いてます。全然駄目ですね。



 先日の日曜日。
その1日前の土曜日に(寮の)フロアのRA(Residence Assistant)であるAbbyと、
メッセンジャーの名前がキッカケ(映画に使われてたポエムを名前にしていて、
その意味を聞かれた)で1・2時間程チャットをしていたわけです。10M先にいる相手と。

 そしてその中でキリスト教の宗派についての話題になったんです。
そのAbbyはNon-denominationalというプロテスタントの一宗派に属していて、
それがどういう宗派なのか、とか、他はどういうのなのか、とかそんな事を話していたら、
「じゃあ、宗派の違いを知るために私がMacombにどんな教会があるか調べてあげるよ。
なんだったら私も一緒に行ってあげる。」
と言われたので、もちろん行くよという返事を出しました。

 「なら、明日早速私が行ってる教会行きましょうよ」
って事になり、日曜日に行ってきました。
Non-Denominationalということで、俺も詳しい事はまだわからないのですが、
簡単に言ってしまうと、形式にとらわれない宗派っていう感じでしょうか。
教会内で歌う歌も、バンドが演奏していてテンポもノリも結構良かったりするんです。
あ〜こんな教会もあるんだなぁっていうのが率直な感想ですね。

 そして次の日曜日は、Abbyとその友人二人が行ったことがないという事で、
俺が行っているカトリック教会へ行く予定です。


 教会へ行った後は、Abbyが雪だるまを作りたいと言い出したのでフロアのみんなと
作ることになりました。
雪だるまなんて、ここ何年と作ってなかったので、俺自身も楽しみだったんですが、
いざ作ってみると、サラサラのパウダースノーのためぜんぜん雪が丸くならないんです。
水を使って固めながら作っていきようやく完成。
その完成品をカメラに収めようと思ったら良いタイミングでバッテリーが切れやがるんです。
なので、その製作途中の写真を載せておきます。




 そして一番楽しかったのは、10人以上でやった雪合戦。
雪合戦も何年ぶり?っていうぐらいやっていなかったので、
童心に戻って遊んでました。外見はおっさんですが。うるせーよ。←自己突っ込み
 そしてボーっとしていたら、みんなから集中攻撃を食らう俺。
そんなの通用するかぁ アイ アム ザ ワン!
っていう勢いでマトリックス避けをしてました。

もちろん全弾命中でしたけどね

そんなこんなで楽しい週末をすごしてました。
勉強が大変になりましたけど(涙)




2004年2月5日(木)―――


 昨日は結局1時から6時半までPolitical Scienceの教科書を読んでました。
もちろん、洗濯等の他の事もしてましたが、さすがに疲れました。。。

 そして明日はGeographyのテストです。
まだ完全に理解していない所が少々ありますが、この眠さではどうにもならないので、
今日はもう寝ます。寝ちゃいます。決して開き直りではありませんので。



2004年2月6日(金)―――


 やっと週末が来たっ、っていう感じです。

そして今日気合を入れて勉強しよう!って意気込んでいたにもかかわらず、
気がついたら何もせずに11時を迎えてしまいました。

もう眠いので寝ちゃおっかなぁ、と思ったりと最悪な道へ現在爆走中です。
けど、LEJAクラスのブリーフを最低1ケースだけは書きたいと思っとります。

ここで今読んでいるケースを紹介しましょう。

"The defendant, Horton, in violation of a statute, was hunting turkeys on the land of another without the written consent of the owner of the land or his lawful agent. While hunting, Horton unintentionally killed one Hunt, mistaking him for a wild turkey. Horton was indicted for manslaughter, convicted and sentenced to four months in the country jail. Thereupon, the defendant appealed." -Criminal Law Cases and Comments 7th Edition より

 今のところこれが一番短いケース。(多いものでは6ページ以上)
簡単に訳すと、
被告人であるHortonは許可なしで立ち入った場所で無断で七面鳥狩りをし、事故でHunt(名前かな?)を殺害してしまった。Hortonは故殺(Manslaughter)の容疑で起訴、懲役(っていうのかな)4ヶ月の判決を受け、その後上訴した。
ってことです。

そして、この文章の後に、担当の裁判官が書いた裁判記録が載っているわけです。

 それを読んで、どういう過程でどんな判決が下ったのかを理解しないといけないのですが、
これがまた難しい。何回読んでも「んぁあ?」とマヌケな感想しかでてきません。
さすがにヤバイと思い、前回のクラスが終わった後、先生に相談してみました。
 すると、意外にも
「私もロースクールに入って2・3週間はケースがまったく読めなかったわ。誰が勝ったのかもわからなかったもの。だからあなたや他の学生も完全に理解するのは難しいわよ。」
という答えが返ってきました。それを聞いてなんだか気が楽になりましたね。

というわけで、今週末はコレを含めてテスト勉強を猛烈にモーレツにモームs(検閲)に頑張りたいと思いますっ!



2004年2月8日(日)―――


 明日Political Scienceのテストがあります。

 そしていつものごとく、夜遅くまで準備をしているんですが、また問題が起きてしまいました。

 それは、勉強が一段落ついてシャワーを浴び、部屋へ戻ってくるといきなりメッセンジャーでチャットに招待されたんです。
全員で5人のチャット。始めの頃はごく普通の会話だったんですが、ある時突然一人の人物(K2さんとしておきます)が、他の参加者と同じ名前に変えてしまったのです。
 普通ならMSNメッセンジャーの一つの機能である、写真アイコン(好きな写真が選べるやつ)で誰が誰かすぐにわかりそうですが、複数でチャットしていると、例えいつもの写真と名前が違っていても、チャットのメイン画面では誰が打ったかわからないのです。(文字の色も変えているので)

 始めの頃はうははっっていう感じで笑っていました。
しかし、そのK2さんがやってくれたんです。
K2さんはその時女性の参加者(Aさんとしておきます)になりすましていたんですが、

 初めての経験でした。


 パソコンの前で一人で爆笑したのは。


 無承諾ですが、ここにそのチャット内容を少し紹介したいと思います。


1:何の前ブレもなく。


 Aさん(K2)「あー、いいことおもいついた。頭かちわるぞぉーーーーー



2:ある一人の親は最初自分に「しし丸」という名前をつけようとしていたという発言に対して。




 Aさん(K2)「ししまるっだったら、どーかなー、わたしだったら、自殺してるかもねー



3:別の参加者(B)になりすまし、一人が睡眠のために退席していった後。
  (つまり、BになりすましているK2さんが、自分(K2)に向けて発言)



 B(K2)「くそしてねろって感じっすかねー、K2さん。





・・・


・・・・・・



涙が出るほど笑ってしまいました。(明日どうしよう・・・)


追伸:わかりにくくてごめんなさい


2004年2月12日(木)―――


 はい、そこー。
 Political Scienceのテストの結果、Fであってくれと期待しないー。

 んで、そのテストの結果は明日返ってきますので、お楽しみに。



 今日はあのリンカーンの誕生日という事で祝日、学校も休みです。
これはイリノイ州だけらしいですが、こんなに休みが嬉しいと思ったのは久しぶりです。
火曜日の夜も、Geographyの宿題をやったり、Law Enforcementの予習をやったりしていると、
気が付いたらすでに朝の6時30分。
こりゃーヤバイと思い、寝ましたよ。30分

 その後、Political Scienceのクラスがあったのですが、教授の方をしっかり見て
ちゃんと講義を聴いてたのですが、何故か目を閉じて寝てしまっている時が多々ありました。
教授から「キモイ」という一言が返ってきそうな勢いでしたね。


 そんなこんなで、今日は軽く休憩を取って、再度宿題に取り掛かりたいと思います。



2004年2月13日(金)―――


 日本男児の諸君!





 チョコは貰ったかーー!!






 チョコなんて







虫歯の原因だから もらう時点で拒否っておくように!!(こぶしを上げながら)






 まぁ、そんなカワイイジョークで始まる今日の日記。
今日は友人のブライアンの誕生日パーティーに行ってました。
俺と同じ二十歳(いや、マジで)になるブライアン。サプライズパーティーを仕組んでいて、
主役が会場(家)に登場した時は、本人は相当驚いていたみたいです。
全体的に楽しく過ごせてよかったです。
しかも、誕生日プレゼントに、ファインディング ニモに出てくるような亀の置物をあげたら、
ビックリするほど喜んでくれて、こちらとしてもかなり嬉しかったです。(彼は亀好き)

 そして相変わらずというか、なんというか、まったく勉強はしてません。
やばいです。やばいです。やばいです。とりあえず3回言ってみました。意味は無いけど。
それでは、軽く睡眠不足気味でテンションの高いヒロがお送りいたしました。



2004年2月15日(日)―――


 自分用にチョコ買ってます。おいしいです。どうもこんにちわ。


 今日は2週間前に行った教会に再度行き、その後牧師さんの妻であるMessy(スペル間違ってる可能性99%)が昼食に招待してくれたので、数人の友人と言ってきました。
思えばこれが初めてのアメリカンファミリーの訪問で、初めてのアメリカンファミリーフードを食べました。まだ改装(新築?)して間もないということで家はすごい綺麗。
そして、内装もダイニングルームとリビングルームの間に隔たりがないのもあって、すごいオープンでしたね。これがアメリカかぁ、と軽く感動しながら昼食を頂く。

 昼食を食べている間に、色々な話をしましたね。
特に俺達は日本から来ているということもあり、日本の地理、アメリカに対する思い等の質問を受け、それに答えながら楽しい会話でその時を過ごしました。

 そして食事も、見た目は「アメリカン!」っていう雰囲気を、モロにかもしだしている食品が
多かったのですが、味の方はビックリするほど良かったです。ここでまた感動。

 しかし、定番というか、これは変わらずというか。
メインディッシュの後に、デザートとしてケーキとアイスが出されたんだけど、これが甘い。
名古屋弁で言うと「でら甘い」。(←特に意味はなし)
ジャーマンチョコレートケーキっていう名前だったかな?
特徴としてココナッツが混ぜて作られているケーキ。「おおぉっ!!」っていう美味しさなんですよ、ホントは。でもやっぱり俺には甘過ぎました。


 昼食会も終わり、自分の部屋に帰って時間を見てみると、なんと午後4時。
結構長い時間いたことにビックリしながらも、落ち着いてフロアのラウンジにある卓球台を掃除する俺。ここで落ち着いて掃除する意味がまったくわかりませんがね。

 それでは宿題に取り掛かろうかと思います。(現在午後5時半)



2004年2月17日(火)―――



 今日の懐かしのギャグ、



 「はい!はい!はい!はい!スベリましたヨ!!」 By よ○こ





 意訳:バスルームで足を滑らせ、膝をまた痛めちゃった。エヘ。



2004年2月18日(水)―――


 昨日、というか今日は結局朝の6時半まで勉強してました。
そこで限界を感じ、ベッドへ入ったわけですが、睡眠時間はたったの2時間。
午前中の半分寝ながら受けていたクラス(←一番ダメ)が終わり、昼食を食べた後、
更に2時間程寝ました。

 起きた後は意外とスッキリしたため、残っていたLEJAのブリーフケースを
終わらせ、午後4時には夕食を作って食べました。
まぁ、レトルトのカレーとサラダですけどね。
そうそう、サラダにコーン・マヨネーズ・半熟卵をのせ醤油をかけると食べると激うまですよ!
その反面、カロリーも激高っすけど!!

 午後5時半からのLEJA212のクラスに出席。
今回はSexual Assault(Abuse)について。つまりレイプですね。
ケーススタディで使用したのは、麻薬を使用してのレイプ事件、同性に対するレイプ事件、
相手が16歳だと思ったら13歳と性行為をしてしまった事件等々。
*(ウル覚えですが、被告は当時20歳で、法律では相手が18歳未満で、更に年齢が5つ離れている場合は、例え両者の間で同意があっても自動的に違法になるようです)
 合計4時間睡眠が効いているのか、頭がボーっとしてしまい、
先生が言っていることがなかなか頭に入らない・・・。
こりゃーいかんと思い、最後の力(最後なの?)を振り絞り、集中力を高めました。
そして来週のテストのレビューをして、クラスは終了。
帰る間際に先生に呼び出されました。
何かと思ったらなんと来週のテストをメイクアップしてくれるとのこと。
時間タップリ使ってOK+一人で受験+準備期間が一日多くなる、でかなり嬉しいですわ。

 そんなこんなで今日が終わりました。
しかし、まだまだやる事が山積みです。うん、死ぬ、死んじゃう、俺。






 何か今日はすごい真面目な日記を書いた気がしてなりません。



2004年2月22日(日)―――


 ふと丁度2年前の今日に高校卒業したのを思い出しました。

 2002年2月22日なんてゾロ目の数字狙いやがって。
っていう思い出しかありません。それが男子校。
もちろん友達との良い思い出は沢山ありますけどね。


 土曜日。せっかくの週末だというのに、Englishクラスのわけがわからない程多い宿題のおかげで、朝の6時までペーパー書いてました。んで、起きたのが朝の9時。もうイヤ。
Illustration paperというやつで、いくつかの例をあげて書き上げていきます。

眠い+腹減った=どうでもいいや

という方程式が俺の中でできあがっていたので、
とにかく最低提出枚数の3枚を埋めるのに必死でした。

 そして日曜日の夕方5時にやっとすべての宿題が終了し、後はLEJA212のテスト準備だけ
となりました。とにかくこれが大変そう。
そんな大変なことを、こんな状態(超寝不足)じゃまともに勉強できないことは必至なので、
今日はとりあえずもう寝ます。(現在午後11時半)

 すでに夜行型の体質になって、今の時間じゃ寝れないかもしれませんが、チャレンジしてみたいと思います。寝ることに対してチャレンジという言葉使ったのは初めてです。おやすみなさい。



2004年2月24日(火)―――




 姉さん、事件です。(←ベタ過ぎてるほうが事件だっていう声も)(←そもそも姉いないし)


 さて、一行目から2連続も自己ツッコミをして始まります今日の日記。

 事件というとホントに事件なんですが、それ起きたのは
今日受けたGeographyのラボのクラスでのこと。
このクラスでは、インストラクターが韓国出身のChoiという名前でして、
このChoi先生、アジア人・特に日本人に好感を持ってくれているみたいで、とても親切に
してくれるのです。
毎クラス中に、講義でいつも使っている大型スクリーンに映し出すプロジェクターで、必ずと言って良いほど小ネタを仕込んできて生徒を笑わせているとてもフレンドリーな先生です。そして教え方もアツイ。

 そして今日もいつも通りクラスを受けていると、何やらまた小ネタを披露し始めたのです。

Dr. Choi:
 「じゃあこれから、あるミュージックビデオを見せるから!
これは6人のグループ・・・あ、いや、裸の6人のグループでとても興味深いよ!」

俺:
 『裸? え? ゲイ物?

Dr.Choi:
 「前もって言っておくけど、6人とも裸だから女子生徒は目を覆い隠しててね!」

 「じゃあ、その歌の歌詞を見せましょう!」



そしてスクリーンに映ったその歌詞の一行目がなんと、



「Yatta!」






ヤッタ」???








「6人グループ」+「裸」+「ヤッタ」





え?


ってことは、あの日本のグループ?



マジで?







そんな不安もよそにスクリーンに大きく映し出される


はっぱ隊



スーッと頭を流れる冷や汗。



静まり返る教室


そして、ウザイぐらいに繰り返してくる「やった!やった!」のフレーズ。



生徒虐待にしか思えない瞬間でした。



このはっぱ隊のミュージックビデオのおかげで、
「ラストサムライ」が変えてくれた(はず)日本人に対するイメージを
一瞬のうちに崩されたような気がしました。


やってくれたねChoi君よ。


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